スーパーファイヤーラインのインプレ|タマン狙いで感じた飛距離・寿命・結束の相性
スーパーファイヤーラインは切れやすいのか。飛距離や感度はどうなのか。どれくらい使えるのか。
私は沖縄のウェーディングでタマンを狙うために、バークレイの「スーパーファイヤーライン カラード」を使ってきました。
先に結論を書くと、私のタックルでは、キャストのしやすさと手元に伝わる感触が気に入り、2.5号を約11ヶ月使用した後、3号へ巻き替えました。
一方で、リーダーとの結束部分で切れる組み合わせもあり、使い込むと毛羽立ちも出ています。
今回は、実際に使った条件と、その中で感じた良かった点・気になった点をまとめます。
使用した製品と、インプレの結論
画像出典:Amazon
使用したライン・期間・釣り方
| 項目 | 使用条件 |
|---|---|
| 製品 | バークレイ「スーパーファイヤーライン カラード」 |
| 使用した号数 | 2.5号、その後3号へ変更 |
| 使用期間 | 2.5号を約11ヶ月。3号の使用期間はこの記事では集計していません |
| フィールド | 沖縄のウェーディング。根の荒い場所を含む |
| 主な対象魚 | タマン |
| 釣り方 | ルアー・リグをキャストして狙う釣り |
| 使用した重さの例 | 10g前後のルアーや仕掛け、20g前後の錘 |
| リーダーの使用例 | 2.5号にフロロ5号、3号にフロロ7号 |
| 2.5号の巻き量 | 当初約250m。使用終了時は約100mまで減少 |
※この記事は当時の使用記録をもとにしたインプレです。以下の評価は、私のタックルと釣り方での体感であり、同じ条件で他製品と比較測定した結果ではありません。
良かった点と気になった点
| 項目 | 私が使って感じたこと |
|---|---|
| 飛距離 | 10g前後のルアーや仕掛けも投げやすく、飛びに満足していた |
| ライントラブル | それまでの使用感と比べ、ガイド絡みや糸の放出時のトラブルが減ったと感じた |
| 感度 | 底の変化や、魚が触ったと思われる小さな反応を捉えやすかった |
| 結束 | リーダーの組み合わせによって、結束部付近で切れることがあった |
| 耐久性 | 2.5号を約11ヶ月使ったが、毛羽立ちや根掛かりによる消耗はあった |
| 根ズレ | 回収できた経験はあるものの、傷が入っても使い続けられるとは考えていない |
使って良かった点はありますが、「切れない」「根ズレを気にしなくてよい」というラインではありません。
なぜタマン狙いにスーパーファイヤーラインを選んだのか
私がウェーディングを始めたのは、タマンを釣りたかったからです。
強烈な引きを楽しめて、ある程度のサイズの魚を狙うなら、チヌのへチ釣りでも十分楽しめていました。
それでも、タマンにはやはり特別な魅力があるんですよね。
私が当時使っていたのは、ウェーディングで扱いやすく、小さなルアーも投げられるタックル。その組み合わせでは、巻き量なども考え、メインラインは3号までに収めたいと考えていました。
そこで重視したのが、太さを抑えながら強度も確保することです。
スーパーファイヤーラインの強度表記に魅力を感じて使い始め、実際にはキャストのしやすさや感触も気に入りました。
ロッド・リール・ラインを含めたタックル選びについては、こちらにまとめています。
スーパーファイヤーラインとは|メーカーが説明する構造と特徴
メーカーによると、スーパーファイヤーラインは、ダイニーマ素材に熱をかけて延伸する「マイクロフューズド製法」を用いたラインです。
素材を直線方向にそろえる構造と、独自の特殊コーティングが特徴として説明されています。また、カラードは10mごとに色が変わる5色仕様です。
出典:Berkley公式「スーパーファイヤーライン カラード」
以前は「ナイロンでコーティングされたPEライン」と紹介していましたが、メーカーの製品説明ではコーティング材をナイロンとは確認できないため、ここでは「特殊コーティング」としています。
こうした製品の特徴と、以下で紹介する私自身の使用感は、分けて読んでいただければと思います。
切れやすい?|私の場合はリーダーとの結束で違いがあった
ネットでは「結束部分から切れる」という声を見かけました。
私も、リーダーの組み合わせによっては、根掛かりした際に結束部付近で切れることがありました。当時確認した範囲では、切れていたのはリーダー側でした。
一方で、次の組み合わせでは、そのような切れ方が気にならずに使えていました。
| メインライン | 組み合わせていたリーダー |
|---|---|
| スーパーファイヤーライン2.5号 | フロロカーボン5号 |
| スーパーファイヤーライン3号 | フロロカーボン7号 |
ただし、これは私が使っていた組み合わせの実例です。
結束方法や締め込み方、リーダーの銘柄、傷の有無まで条件をそろえて比較したわけではないので、この号数が誰にとっても最適とは言えません。
また、私の場合は、これより太いリーダーを使ったときに切れることがありましたが、「太いリーダーだから切れた」と原因を特定できたわけでもありません。
結束部で切れる場合は、ラインの号数だけでなく、結び方や締め込み、結束部分の状態も含めて見直したいところです。
飛距離|10g前後でも投げやすく感じた
キャストしたときの印象は、かなり良かったです。
ラインにコシがあり、10g前後のルアーや仕掛けでも気持ちよく飛んでいきました。
当時使っていたロッドは全長2.82m。20g前後の錘を投げたときも、飛距離には十分満足していました。
以前は「5mの遠投竿と同レベル」と表現していましたが、同じ仕掛けや条件で距離を測った比較ではありません。
正確には、自分が使っていたタックル全体で、よく飛ぶと感じていたということです。ロッドやリール、ルアー、風などの影響もあるため、ラインだけの効果には切り分けられません。
ガイド絡みなどのトラブルも減った印象
飛びだけでなく、ガイドへの絡みや、キャスト時に糸がまとまって出るようなトラブルが減ったことも、使って良かった点です。
完全になくなるわけではありませんが、私の使い方では以前より気にならなくなりました。
この扱いやすさも、使い続けた理由のひとつです。
寿命|2.5号を約11ヶ月使った実例
2.5号は、かなり使い込みました。
頻繁に釣行し、約11ヶ月使用。当初は約250m巻いていましたが、最後は約100mまで減っていました。
根掛かりのある場所へリグを投げることも多く、ラインを失ったり、短くなったりしながら使っていたためです。
使い込んだラインには毛羽立ちも出ていました。それでも魚を釣ることはでき、当時は大きな強度低下を体感していませんでした。
「11ヶ月」は交換時期の目安ではない
今回の記録は、私が約11ヶ月使ったという実績です。
同じラインでも、釣行回数、根に触れる頻度、使う負荷などによって傷み方は変わります。また、私の場合は使用中にラインが短くなっており、最初の約250mをそのまま使い続けたわけではありません。
そのため、「11ヶ月は交換しなくてよい」という意味ではありません。
毛羽立ちや傷が気になる部分は確認し、必要に応じて切り詰める。残量も含めて、巻き替えを判断したいところです。
私はこの2.5号を使った後、同じカラードの3号へ巻き替えました。
感度|底の変化や小さな反応を捉えやすかった
感度も、使っていて気に入った部分です。
底の状況が変わった感触や、何かがルアーに触れたような小さな反応が、手元に伝わりやすく感じました。
タマンを探しながら歩く釣りでは、こうした情報があると、もう少し探ってみるか、次へ移るかを考える手掛かりになります。
ただし、手元に伝わった感触だけで、魚か、それ以外の接触かを必ず判別できるわけではありません。
「伸びが半分だから感度が2倍」とは言えない
以前の記事では、「通常のPEより伸びが半分なので、感度は2倍」と書いていました。
しかし、伸びの比率を、そのまま体感する感度の倍率に置き換えることはできません。私自身も、伸びや感度を数値で測定したわけではありません。
ここで言えるのは、私のタックルと釣り方では、底や小さな接触の感触を捉えやすかったということです。
メーカーが説明する低伸度という特徴と、自分が感じた使いやすさは分けて評価しています。
根ズレ|回収できた経験はあるが、傷んだ部分は確認する
根の荒い場所でも使っていたので、ラインがストラクチャーに触れる場面はありました。
軽く擦れたと思われる状況でも、そのまま回収できた経験はあります。そうした場面では、頼もしさを感じました。
ただし、他のPEラインと同条件で擦れへの強さを比較したわけではありません。「通常のPEより必ず強い」とまでは言えません。
特に、大きなタマンが掛かって強い負荷が加わる状況と、仕掛けを回収しているだけの状況では条件が異なります。
回収できたからといって、その部分に傷がないとは限りません。根に触れたときや、ざらつき・毛羽立ちが気になったときは、ラインの状態を確認することが大切です。
次の一投で魚が掛かるかもしれないので、傷が疑われる部分をそのまま残さないようにしたいですね。
カラードを選んだ理由|色分けは距離の目安にもなる
私がカラードを選んだ最初の理由は、そのとき安く売っていたからです。笑
もともとへチ釣りで色分けされたラインを使っていて、その見やすさに慣れていたこともあります。色も気に入っていました。
スーパーファイヤーライン カラードは10mごとに色が変わるので、ショアから使う場合も、どれくらいラインを出しているかの目安になります。
ただし、ラインのたるみや風などの影響があるため、出たラインの長さが、そのまま正確な着水距離になるわけではありません。
また、以前は「目立たない色の方がタマンに良さそう」と書いていましたが、色による釣果の違いは比較していません。
少なくとも私は、カラードを使って実際にタマンを釣っています。色だけで釣れる・釣れないを判断せず、見やすさや好みも含めて選べばよいと思っています。
号数と強度表記|メーカーの製品仕様
スーパーファイヤーライン カラードの300m巻きについて、メーカー掲載の号数とlb表記をまとめます。
| 号数 | メーカーのlb表記 |
|---|---|
| 0.8号 | 12lb |
| 1号 | 16lb |
| 1.2号 | 20lb |
| 1.5号 | 24lb |
| 2号 | 30lb |
| 2.5号 | 40lb |
| 3号 | 45lb |
私が使用した2.5号は40lb、3号は45lbという表記です。
以前は、一般的なナイロン・フロロ・PEの号数と比較し、「他のラインの何号相当」と紹介していました。
ただし、同じ号数でも製品ごとに強度表記は異なり、表示値の扱いや試験条件まで同じとは限りません。そのため、一律の換算表で性能差を判断する形はやめました。
また、製品のlb表記は、結束後や傷が入った状態で同じ強度を保証するものでも、釣り上げられる魚の重さを表すものでもありません。
実際のタックルでは、リーダーや結束部分を含めた組み合わせで考える必要があります。
実際にタマンを釣った釣行記録
使用感だけでなく、実際にスーパーファイヤーラインを使ってタマンを釣った記録も掲載しています。
釣れたことだけでラインの性能を比較することはできませんが、沖縄のウェーディングで使った実例として参考になればと思います。
使って感じたこと|キャストのしやすさと感触が気に入った
スーパーファイヤーライン カラードは、私のタックルでは投げやすく、底や小さな反応の感触も捉えやすいラインでした。
2.5号を使い込んだ後も、同じ製品の3号を選んだのは、その使用感が気に入っていたからです。
一方で、リーダーとの結束や、使い込んだ部分の傷みには確認が必要でした。
タマン狙いのラインを選ぶ際に、メーカーの仕様だけでなく、ひとつの使用例として参考になれば幸いです。
スーパーファイヤーライン カラード300m巻きの商品詳細を見る
タマン用タックルと、関連インプレ
ラインは、ロッドやリール、リーダーと組み合わせて使うものです。
私がどのようなタックルでタマンを狙っているかは、以下の記事にまとめています。
動画で紹介した状況に近い記事はこちらです
詳しく見る
WEB STORE
取り扱いライン
* inno fieldworks
* OKINAWA SPECIMEN
* GRAN. Veritas
inno fishing(Instagram)
最新の釣果はInstagramにて掲載しております!
フォローもお気軽にお願いしますm
GRAN.Veritas(Instagram)
GRAN.の過去アーカイブを中心に紹介
GRAN.Collective(Instagram)
古着・釣り・アウトドア・沖縄の自然。
GRANという価値観のもとに集まり、
編集・新しい価値を付加して生まれた
特別なコレクティブ。

