パタゴニア

大きな魚が釣れるようになると、ランディング後に使うフィッシュグリップにも安心感が欲しくなります。

私が購入したのは、DRESSの「グラスパー グラディウス」。

60cmを超えるタマンに使ったときは、しっかり保持できる感触があり、買ってよかったと感じました。

一方で、使い続けると、持ち手の塗装の傷や、クローの開閉が悪くなる症状も出ています。

この記事では、購入直後の印象と、使い続けてから気付いた点を分けて紹介します。

パタゴニア

保持したときの安心感は良好。動作確認と手入れは必要

タマンの保持に使用したDRESS グラスパー グラディウス
項目 私が使って感じたこと
保持したときの安心感 大物に使った際、しっかりつかめる感触があった
大きさ 届いたときは、想像より大きく感じた
操作 アームを展開・固定する操作には慣れが必要だった
外観 クローのグラデーションと、パープルの色が気に入った
塗装 初回の釣行から小さな剥がれがあり、その後も傷が増えた
継続使用後 水洗いと乾燥だけで管理していたところ、クローの開閉が悪くなることがあった
潤滑後 私の個体では動きが改善した。ただし、故障全般が直るという意味ではない

気に入っているのは、大きな魚を保持したときの感触とデザインです。

ただ、「頑丈そうだから手入れを気にしなくてよい」という道具ではありませんでした。

使い続けて気付いたこと|クローの開閉が悪くなった

購入後、私は使用したグリップを水洗いし、乾かして保管していました。

それでも、しばらく使ううちに、魚の口をつかむクローが開きにくくなったり、きちんと閉まらなくなったりすることがありました。

購入直後には感じていなかった、気になる点です。

潤滑剤を使うと、私の個体では動きが改善した

潤滑剤を使うことで動きが改善し、また引き続き使えるようになります。

クローの変形や部品の不具合がある場合も考えられるので、動作がおかしい状態のまま、魚をつかんで試すことは避けたいところです。

購入直後の印象だけでは、わからなかった部分

初めて大きなタマンに使ったときは、保持したときの安心感が強く印象に残りました。

しかし、その状態を保って使うには、開閉や固定部分の確認も必要だと感じています。

購入を検討している方には、この継続使用後の感想も含めて判断していただければと思います。

メンテナンス|当時の使用経験とメーカー案内を分ける

KURE 5-56は、私が当時使ったもの

私が使っているのはKURE 5-56です。

動きが改善した経験はありますが、グラスパー グラディウスに対するDRESSの指定・推奨潤滑剤として確認できたものではありません。

KUREの公式案内でも、使用箇所によっては既存のグリースが流出する場合があることや、樹脂・ゴム周辺での製品選びについて説明されています。「あらゆる部分に使える」とは考えず、対象の材質や必要な潤滑に合わせた確認が必要です。

参考:KURE「5-56の疑問や噂に答えます!」

手入れの方法は、使用モデルの説明に合わせる

DRESSは、グラスパーを長く使うために定期的なメンテナンスが必要と案内し、メーカーによるメンテナンスサービスも設けています。

グラスパーメンテナンスガレージ|DRESS公式

同じグラスパーシリーズでもモデルが異なるため、具体的な注油箇所や潤滑剤は、手元の製品の取扱説明書やメーカーへの確認を優先してください。

私が使っていた旧グラディウスについて、今回確認できた公開情報だけでは、推奨する潤滑剤の銘柄・量・注油頻度までは特定できませんでした。

釣行前には、開閉と固定を確認する

私の経験から、釣りへ持ち出す前に確認しておきたいのは次の点です。

  • クローが引っ掛からず開閉するか。
  • 閉じたときに、見た目のずれや変形がないか。
  • アームを展開した状態で、固定部分に異常がないか。
  • ネジの緩みや、目立つ腐食・破損がないか。

潤滑後に動きが戻っても、それだけで保持性能まで確認できたとは限りません。

購入直後の印象|想像より大きく、見た目も気に入った

グラスパー グラディウスの商品画像

画像出典:DRESS公式〈当時掲載の画像〉

届いて最初に思ったのは・・

「デカい」

写真で見ていた印象より大きく、しっかりした作りに感じました。

そして、クローのグラデーションは、やはりカッコいい。

私はパープルが好きなので、この色を選べたことも満足感につながっています。道具としての使いやすさに加え、持っていてうれしい見た目でした。

アームの展開・固定には少し慣れが必要

グラスパー グラディウスのアーム部分

画像出典:DRESS公式〈当時掲載の画像〉

ダイヤルストッパーを使うアームの操作は、初めから素早くできたわけではありません。

魚が掛かってから初めて触るより、事前に何度か操作しておいた方が扱いやすいと感じました。

グラスパー グラディウスの操作部分

画像出典:DRESS公式〈当時掲載の画像〉

大きさについても、持ちやすさだけでなく、ウェーディング装備のどこに携帯するかまで考えておきたいところです。

塗装|初回の釣行から小さな剥がれがあった

外観で気になったのは、持ち手の塗装です。

私が使ったパープルの個体では、初回の釣行で何かが当たり、小さく剥がれた部分がありました。その後も、使うたびに少しずつ傷が増えています。

見た目が気に入って購入したので、購入した当初は残念な点ではありました。

何年もたった今では持ち手の塗装はボロボロ。
しかし、正直なところ、それはそれで味があって今では好きな状態ですね。

私としては、使う中で傷が付くことは受け入れつつ、好きな色を選べたことを評価しています。

実釣での使用感|60cmを超えるタマンを保持できた

実際に大きなタマンが釣れた際は、しっかりつかめる感触がありました。

ウェーディング中だったので、魚を寄せた後も落ち着いて作業したい場面です。そこでグリップの保持に安心感があったのは大きかったです。

「買っておいてよかった」

このときは素直にそう思いました。

実際の釣行の様子はこちらにまとめています。

ルアーでタマン62cmを釣った記録

購入した理由|以前のグリップに不安を感じた

グラディウスを探すきっかけになったのは、大きなジキランカーハジャー〈ゴマモンガラ〉を釣ったときの経験でした。

当時使っていたフィッシュグリップは、魚に噛まれた際にクローが曲がってしまいました。

その状態では安心して保持できず、道具を見直そうと思いました。

歯が大きい魚の場合、口元と手の距離が近いことも気になります。ウェーディングでは作業できる場所も限られるので、ランディング後に使う道具も大切だと感じた出来事でした。

安価な製品すべてが使えない、ということではない

同じ頃、使っていた約2,500円のプライヤーも、大型魚の針外しに使った後、先端が合わなくなっていました。

こうした経験が重なり、当時は安価な道具全般に不安を感じていました。

高ければ良いというわけではありませんが、価格だけでなく、クローの構造、操作性、持ち手の長さ、手入れや修理のしやすさを見て選ぶ必要があると思います。

性能だけでなく、デザインも購入理由だった

購入を検討していた頃、グラスパーヘビーは約27,000円台、グラディウスは色によって9,000円台で見かけました。

上位モデルには予算的に手が届きにくかったものの、グラディウスなら検討できる。

そして、ある程度の金額を出すなら、見た目も気に入ったものが欲しい。

その両方が重なり、パープルのグラディウスを選びました。

DRESS グラスパー グラディウスの商品情報

購入時には、商品名、モデル、カラー、仕様を確認してください。

メーカーのメンテナンス案内を見る

保持したときの安心感だけでなく、使い続けて気付いた部分も、道具選びの参考になれば幸いです。

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