ルアー釣り はめちゃくちゃ釣れる!
とにかく ルアー釣り を始めてみたい、ルアーで魚を釣ってみたいという方向けに書きたいと思いますが、今回紹介するタックルをそのまま使えば、初心者が今海へ行って投げても100%釣れる※と思います。(※シャローをランガンする前提です。)
しかも、これから紹介するタックルでルアー釣りを覚えていくほうが、初心者は絶対に上達すると思いますよ!
とにかくルアーで釣れるようになるには!?
何でもいいのでとにかくルアーで釣ってみたい!という方にとって、一番重要な要素は「細仕掛けであることが一番近道」ということです。
それにより小さなルアー(3g〜5g)を容易に、そして巧みに操ることがで出来るので、大小関係無くたくさんの魚種が対象魚となりますし、ラインが細く軽ければ、軽いルアーでも飛距離が出るようになり広範囲を探ることが出来るようになります。
ラインを細くすればするほど魚からも見えづらくルアーを見切られにくくなりますしね!
初心者は、超ライトタックルから始めることで容易に魚を釣ることが出来、上達の近道にもなります。
PEラインとリーダーの直結に関して
初心者がルアー釣りを始めるにあたって、大前提としてクリアしなければならないことがPEラインとリーダーの直結です。
これが出来ないとPEラインを諦めてナイロン等を使うしかないのですが、PEラインは軽い分キャストの飛距離が全然違ってくるので是非とも使いたいラインです。
「FGノットが出来ないとPEを諦めるしかない」上級者からそう言われてしまうことがあるかもしれませんが、FGノットが出来なくても簡単に直結出来るノットはありますのでそちらも参考までに紹介したいと思います。
FGノットは上級者がやっても2〜3分はかかってしまうのですが、こちらの10秒ノットは本当に簡単ですぐに結ぶことが出来ます。
簡単な割に結束も結構強いので、ある程度の大物がかかったり根掛かりした場合でも結束部分から切れることは特にありません。(※但し、PEとリーダーのバランスが悪い場合は結束部分から切れます。)
ちなみに私がこのノットを使用する場合は、完成後に余ったPEの端とPEの本ラインを数回結んで補強するようにしています。
さらに強力なノットも紹介しておきますね!
リールはどれを選ぶべきか
初心者が最初にルアー釣りで使用するリールは1000番台が理想的だと思っています。
理由としては小さなルアー(3g〜5g)をこれ以上に操りやすいリールは無いと思うからです。
ひと巻きで巻き取る長さも66cmくらいなので、ひと巻き単位でアクションを入れることが可能。とてもリズミカルにアクションをバンバン入れることが出来ます。
釣れるための大前提になるデッドスローのリトリーブにも超最適なので、あとは根掛かりしないようロッドを立ててゆっくり巻くだけでアピール力は抜群!
3g〜5gのスプーンを使えば本当にただ巻きでも面白いように釣れますし、1000番台の巻き取りのスピード感と釣れ方を体で覚えておけば、他のリールになった時も応用が利きます。(※あくまでも私の体感ですが、スプーンは7gあたりから極端に釣れなくなります。多分ですがフォールスピードが速くなり、ヒラヒラと落ちなくなるためです。)
“私がおすすめの1000番台のリールはこちら”
================
□ リール
================
6,000〜8,000円ぐらいで買えますし、釣行後はシャワーで丸洗い出来るリールです。
(丸洗いの際は、水が入らないようドラグをキツキツに閉めることだけは忘れずに)
カラーも黒×ゴールドで、デザインもカッコ良いリールです。
PEラインは?
初心者が最初に使用するPEラインは0.4~0.6号にしたほうが良いです。
一番の理由は、ラインやリーダーが細ければ細いほどアタりが出やすいということと、小さなルアーを操りやすいということです。
魚から見えずらいことはもちろんですが、実際にリトリーブしていても細いラインのほうがルアーをしなやかに違和感なく泳がすことが出来ていると感じますし、ルアーの泳ぎも手に取るように分かります。
私は0.4号からスタートしましたが、0.6号にすればある程度の大物も上げることが出来ますので最初から0.6号を巻くのもアリだと思います。
ラインは太くなればなるほどルアーが泳いでいる感触はわかりずらくなっていきますので、0.4号で泳ぐ感触のイメージを十分掴んでから次へ移行するか、そこは好みで選択していただければと思います。
あと、PEラインは引っ張り強度は強くても細い分擦れに弱く、ストラクチャー(障害物)に擦れるだけですぐに切れますのでそれは覚えておいてください。
“おススメのメインラインはこれです”
================
□ ライン
================
0.4や0.6で面白いように釣れることを十分体験したら、0.8号へステップアップしてください。
この辺になってくるとタマンなどのターゲットにも対応できる強度になってきます。
================
□ ライン
================
上記おすすめラインは少しお高いですが、良い買い物です。
ショックリーダーは?
フロロカーボンの2号くらいが妥当です。
PEに対して太くし過ぎると結束部分からフロロのリーダーが切れますので、適切な太さのリーダーにするほうがむしろ強固になります。
私がおすすめするリーダーはこちらです。
================
□ リーダー
================
ルアーは?
初心者がルアーでとにかく最初の1匹をすぐにでも釣る為に必要なルアーはこれです!
================
================
このルアーを細仕掛けタックルでゆっくり泳がせたら必ず小魚が食ってくると思います。
岩がゴロゴロしてるところや大きな岩周辺、そして岩盤の表層などを泳がせれば必ず小さなヤマトゥビー等が食ってくるので試してみてください。
================
□ ルアー
・ ロールスイマー 5.0g
================
そしてロールスイマーの5gや4.5g、そして蛙スプーンの3.2gを使えば小物だけではなく大物も食ってきますよ!
とりあえず、初心者がシンペンやミノーで釣れるようになるには時間がかかるので、まずは上記に上げたスプーンで釣れてから次へ進むことをオススメします。
上記のスプーン達は本当に間違いなく釣れますよ!
ルアーロッド
初心者が最初に使うべきロッドはコレ!
================
□ ロッド
================
初心者用として、このロッドはとても良いロッドだと思います。
安価で買えますし、「今から釣りを始めるけど何を買えばいいのかわからない」という方にこのロッドはおススメです。
ティップ(先端)が柔らかいのでへチ竿の代用としても使えますし(しかも釣れます)、これ1本あればけっこう何でもできます。
私自身、へチ竿の代用として2ヶ月間で40cm前後のチヌを22枚釣り上げましたし、ウェーディングでもこのロッドでいろいろ釣りました。
とても軽く、全長も初心者にもとても扱いやすい長さです。
このロッドには硬さに種類があり、名称の末尾にMLやMHと表記されています。
MLはミディアムライト、MHはミディアムハードというように釣りの種類によって硬さを選ぶことができます。
MLはライトロッドになりますので、ティップ(先端)も先調子で柔らかく、魚信が手に取るようにわかるんですよね。
高感度をうたっている高額な上位機種よりもこの辺のロッドのほうが感度は良かったりするので、その辺も初心者にはとても魚信がわかりやすく、そして楽しめるロッドだと思います。
ただし、安価なロッドなのでバットパワーはほとんど無いですが、その分魚を「いなす」という技術が身に付きやすいロッドだと思います。
そして初心者用にもう1本おススメできるのは
================
□ ロッド
・ シマノ ルアーマチック S60L
================
シマノのバリューモデルがここまで手ごろに買えるのは初心者にはうれしいですね。
このロッドはティップが硬いのでウェーディングのライトゲーム専用で使用するには良いロッドかと思います。
短竿なので初心者が立ちこみでも取り回しがしやすいことと、硬めな竿なので柔らかいロッドよりは食った魚が勝手にかかるイメージですが、その辺も初心者には使いやすいかもしれません。
初心者用バリューロッドですが、シマノということもあってバットパワーもあり、私もこのロッドと蛙スプーン3.2gで良いサイズのクロヒラアジを釣っています。
ルアーで釣れると楽しい!
とにかくルアーで釣れるようになれば、そこからがスタートです!
私がそうだったように、初心者がルアーを始めたり、初めて釣れるようになったりするきっかけになればうれしいですね。
釣れなければ辞めてしまうと思いますし、まずは安い道具で釣れるようになって、大物にぶっちぎられてから必要に応じてグレードを上げていくことが上達する近道だと思います。
================
■ 初心者向け Tackle data
□ ロッド
□ リール
□ ライン
□ リーダー
□ ルアー