前回のリベンジに北部釣行へ
この日は前回のリベンジをしに北部のリーフへ行ってきました。いろいろありましたが結果的には イノーアカジン をキャッチすることが出来ましたので、その話を書きたいと思います。
台風15号通過後の大潮
この日は台風15号が通過した数日後で、吹き返しの風が逆に強まることは事前に把握していたのですが、潮位がかなり下がるはずなので大丈夫という判断をし北上。
しかもこの日は向かい風であることも把握していたので、逆風の中かっ飛ばせるよう事前に40gのモンスターショットや30gのヘビーショット、同様重量のジグも購入済み。
リーフ用ロッドも手配
前回、このポイントのドン深リーフで超大物に走られてぶっちぎられてしまったので、ランカーの動きを止めるパワーともう少し長さのあるロッドが必要と痛感。
欲しかったのはリーフのランカー対応モデルであるモアザンブランジーノの1010M/MHだったのですが、さすがにこのロッドは高額なので急な出費にサイフが対応できず・・。
仕方なく安くて間に合わせで使えるロッドを探していると・・
おや・・!?
DAIWA ラテオFJ1010M/MHというモデルを発見。
ヒラメ等のフラットフィッシュ専用モデルですが、モアザンブランジーノ1010M/MHの特性に近い・・!
MHというパワーがありつつ、ブランジーノ1010M/MH同様にMHのバットにMパワーのティップがついている・・。
モアザンシリーズはこのように食わせ重視の柔らかいデーモンティップを搭載したモデルがあるのですが、このラテオFJ(フラットジャンキー)も「モアザンの調子を採用」とのこと。
本来はモアザンのみに搭載のはずなのでハッキリとは買いていないのですが、つまりはほぼほぼデーモン系ティップなのでは・・。
ちなみにこのラテオFJは通常のラテオとは全く別物のロッドとのこと。
MHパワーに対して思うこと
MHのパワーが是非とも欲しいのですが、不安だったのはアタリを弾いてしまうというところ。
正確には”弾く”というよりも、魚にかかった針を自分で抜き取ってしまうイメージを持っています。
多分、合わせやファーストランの衝撃が直接針にかかってしまうんですね。
それに比べてデーモンティップだとアタリに合わせてティップが衝撃を吸収してくれるので、魚がルアーを振りほどこうとしても口周りに絡みついていくような感触があります。
ロッドをちゃんと立てれていれば針もほぼ伸びたことがありませんので、衝撃はほとんど吸収してくれていると思います。
MHパワーのロッドはどちらかというと重量系ジグを操っての青物系対応ロッドになってくるのですが、このラテオFJ1010M/MHはリーフにいるヒラスズキのランカー対応モデルで、プラスα重量系ジグを操っての青物も対応可能というロッドなので、まさに沖縄リーフの大物に使えるのに安価なロッドだと感じました。
ラテオFJ1010M/MHに関してはまた詳しくインプレを別途書かせて頂こうと思います!
リーダーやスナップも強化
リーダーも今までの25lbから一気に50lbに強化しスナップは90lbへ強化。
リーダーは太さがさほど太くならずに強度のあるものに変えたので、ファイヤーライン3号との結束強度も十分。
そしてスナップとの結束方法も工夫を加えたので、元よりもかなり強力になったタックルで北部へ向かいます。
今回使用したリーダーに関しては最後のタックスデータにて紹介しますね。
いざポイントへ
車でどんどん進みポイントに近づくにつれ、見えてくる海はどこも激荒れ・・。
これは死んじゃう系だ・・
と気がつき始めるも、実際のポイントを見てみないことには何とも言えない・・。
と目的地へそのまま向かう。
ポイントへ到着
ポイントに到着するとなかなかドン引きするレベルに荒れている・・
しかし、まだ干潮の3時間近く前なので干潮のころにはアウトリーフよりも潮位が下がり、インリーフは落ち着くだろう・・
と予測し入水。
・・しかし、いざ進んでいくと・・
めっちゃ激深じゃんか・・orz
・・前回来た時よりも潮位は8cm低くなるはずなのに・・。
台風からも数日経っていますが、その高波パワーの脅威を痛感。
前回よりも50cmは深くなっているように感じます・・。
ド干潮の短いタイミングに何とかならないかと、がんばればリーフエッジまで行けるところまでは来ましたが、さすがにこれ以上行くことは心が折れて撤退。
流れも異常に早くヤバ過ぎです。
・・せっかく北部まで来たのですが、こんなときは無理をしないほうが絶対にいいですね。
・・だがこれぐらいではへこたれない。
頭を切り替えそっこーで岸に戻り、機会あれば行きたいと思っていた近くの磯へ移動します。
近くの磯へ移動
到着すると、駐車場に看板が・・。
漁協が管理していて貝類等の採取は罰金とのこと。そして採取を禁止する対象が細かく記されている。
まじか・・。
釣りさせてもらえないのか・・。
しかし熟読してみると、”釣り”での”魚”の採取に関する記述は無い。
・・釣りは大丈夫そうだ。
そしていざ海へ。
潮が満ちてきていて近場でしか出来ませんが、立ち込むことの出来る岩場を見つけて渡ります。
海は凄まじく美しい・・。
そして雰囲気も満点。
横風が爆風でスライドスイムミノーが飛ばせないのでデュエルのヘビーショット30gやモンスターショット40gをフルキャストで遠投。
50gまでのジグを飛ばせるラテオFJ1010M/MHなので気持ちよくぶっ飛んで行きます。
しばらくキャストするも反応がないので20gのモアザンスイッチヒッターに変更し探っているとアタリが出始める・・。
スイッチヒッターに変更して3投目。
探っていると・・。
ガンッ!!
遂にキタッ!!
岩場のほうでHITと同時に強烈に根に走ろうとロッドもぶち曲がりましたが、さすがのMHパワーでビタッと一瞬で止める。
すごい。さすが磯の大物用モデル。
でも相手もなかなかのパワーで根がかりのように動かない。
・・これは絶対獲りたい!
HITした場所が岩の多い磯際だったので慎重にやりとりしながらパワー勝負で寄せにかかる・・!
魚影が見えてくると大きな根魚系・・。
姿がみえてくると・・
おぉ・・!
・・イノーアカジン!
普段はやりませんが思わず自撮り。
まさかの イノーアカジン をキャッチ
まじか・・こんな遠浅(と言っても水深2~3mぐらいはある)の磯でイノーアカジン・・!
北部パワー恐るべし・・。
イノーと付くも、リーフ近辺の深いところや水深のある漁港近辺にしか居ないイメージを持っていたのでこれは全く予想していなかった獲物。
サイズ的には48cmと50UPならずでしたが、北部の海に感謝しつつこの魚は持ち帰らせてもらうことにしました。
しかしながらこの魚は美しい・・!
ニジマスなどのトラウト系河魚に匹敵するような繊細で幻想的な美しさ。
感動です。
何日も前から楽しみに計画してはるばる北部まで来たことがこの1匹で報われました。
自宅に戻り捌いている時点で身が繊細で柔らかいことがわかる。
神経締めでの血抜きをしっかりやっていたこともあり、刺身とアラ汁は格別。
間に合わせのロッドが良い働き
そして今回使用したロッドのラテオFJ1010M/MH。
ヘビージグも遠投できる安価な良いロッドでオススメです。
しかし、ロッド自体の重さ(198g)と感度にはちょっと難ありなので、やはりモアザンブランジーノ1010M/MHをいずれ手に入れたいものですね。
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