ヘチ竿代用 として使用できるロッド
初心者がへチ竿代用として使うのに一番イイロッドは絶対コレです!
「シーバトラーライト 70L」
私もへチ釣りでの初チヌから2ヶ月間で40前後のチヌを22枚釣り上げたのは、このロッドを手にとることが出来たからだと思っています。
釣具屋さんの店頭にある全てのロッド(箱に入っているロッドは箱を開けさせてもらいました)のティップを曲げてみて一番このロッドが柔らかかったので選んだのですが、それが正解でしたね~。
価格は?
このロッドはとても安価な商品で、実売価格5,000円程度で購入できます。
ダイワやシマノのようなテクノロジーは搭載されていないので機能面は劣るのですが、デザインは金額の割にカッコ良い仕上がりになっています。
へチ竿代用 に使える理由とは?
この「シーバトラーライト 70L」が初心者のへチ竿代用に最適である理由をご説明します。
ラインは濡れると落し込みづらくなる
ルアーロッドは基本的にガイドが大き目の作りになっているのですが、それがへチ竿の代用としてとても有効です。
へチ釣りは1m単位で移動しながら何度も落し込む釣りなので、そのうちラインに海水がたっぷり付着した状態になるのですが、ガイド穴が小さなロッドになるとラインとロッドの距離が非常に近づいてしまい、ラインがロッドにへばりつくようになり仕掛けが落ちて行かなくなってしまうのです。
その点、ルアーロッドはデフォルトでガイド穴が大きいので濡れたラインもスルスルと通してくれます。
アタリがわかりやすい
硬さも’L’という一番柔らかいライトロッドなので、アタリを本当に微細に感じることができます。
アタリというより、魚が触ってることがわかるんですよね。
魚は触った時に抵抗を感じるとすぐにエサを吐き出してしまうのですが、ロッドのティップ(先端)が柔らかいので魚に違和感を与えることなく良く食い込みます。
ティップも白なので夜でも非常に見やすく、夜釣りでのへチ釣りの際にケミホタルを付けたことは一度もありませんでした。
テクニックが身に付きやすい
安価な竿でさらにライトロッドなので、ロッドのパワーに頼ることが出来ないので、爆発的なアタリから魚を仕留めるところまで持っていくには、絶妙なドラグ加減でラインを送ったり、瞬時に竿尻を下げて竿を立てたり、魚の頭の向きを右へ左へコントロールして突っ込みをいなしたり、寄せたら油断せず空気を吸わせて動きを止めたりすることが必要不可欠になってきます。
毎回そうなので、その一連の流れが自然と身についてくるんですよね。
そしてそれが出来るようになってくると本当に楽しいですよ。ヘチ釣りだけじゃなく、他の釣りにも基礎として生きてきますしね!
パワーについて
このロッドの芯にバットパワーはありませんが、 このロッドで年無しクラスのガタイのあるチヌも2枚釣りあげていますので、立ててしならせることで魚のパワーを吸収することは十分可能だと思っています。
テクニックやパワーについては実際に釣り上げた記事で書いていますので、 そちらを参考にしていただければと思います。
ヘチ竿代用の1万円前後の安価なロッドはイカダ竿という選択肢もあり、 ダイワの飛竜イカダもとてもいい竿で私も使っているのですが、 ガイド穴がとても小さいので濡れたラインがロッドにへばり付きやすいんですよね。
雨天だったり、 波や流れが強かったり、 風があったり、 ヘチリールの性能が落ちていたり、いろんな要素で飛竜イカダは難しさが出てくるロッドなので、 やっぱり初心者にはこのシーバトラーライトがいいと思っています。
単純に シーバトラーライト70ML にすれば少しパワーが増すかもしれないですが・・ その分ティップが硬くなるので食わせにくくなりそうですね~。
やはり70Lでばんばんアタリや強烈な突っ込みを楽しんで欲しいですね!
長さについて
70Lが7フィートになり、 2.1mなのですが、 これより長くなるとヘチに落とし込むのも上級向けになりますし短くなるとロッドのパワーがさらに無くなります。
ロッドは長ければ長いほどパワーはありますので、 73Lや76Lという選択肢もいいかもしれませんね。
シーバトラーライト。 「 これからヘチ釣りを始めてみたい 」 という方は選択肢の一つにしてはいかがでしょうか?
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