inno fishing | 沖縄のインリーフfishingを紹介

【初心者向】モアザン AGS 93ML インプレ!【2019.7月改編】

モアザン AGS 93ML 2年間使用

この モアザン AGS 93ML は中古で安く買ったものです。

しかもその当時の現行モデルだったと思いますが、かなり状態の良いものを半額以下の破格で購入できました。

リールは中古だと心配ですが、ロッドは中古で良いものを探すのもアリだと思っています。(もちろん美品であればですが・・)

この記事は、中古でモアザンAGSの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

感度について

このロッドはパワーのある竿にも関わらず感度がとても良いです。

ライトロッドからモアザンに移行すると、そのパワーの差から最初はなかなかわかりずらいのですが、慣れてこれば細かな魚信もわかるようになってきます。魚が触っているのか、浮遊物なのかなどの些細な状況も細かく見極められるようになりますよ。

ハードルアー使用時

強めに合わせるとバレてしまうような浅いバイト時でも、向こう合わせにすることで柔らかいティップが自然と深いバイトへ変えてくれます。

最初は針が引っ掛かった程度でも、それを外そうと魚が動けば動くほど、ティップが柔軟に合わせて動くことで逆にどんどん深く刺さっていく手ごたえです。

ルアーをメンテナンス中にルアーが指に引っ掛かったときに、焦って手を動かせば動かすほど刺さると思いますが、それと同じですね。

直リグを使用した夜釣りなどの場合

食い気も少なく警戒心の強い魚の場合はかすかにしか触らないので、その場合は流石にライトロッドに比べるとわかりずらいのですが、このロッドは柔らかいデーモン系ティップを搭載していますので、手に伝わる感度だけではなくティップを目視することでも魚が食っているかどうかを判断することができますよ。(直リグでのステイ時)

海が荒れている場合も同様で、手元にいろんな情報が伝わってくることで魚信がわかりずらいのですが、その場合もティップを目視すことで魚が食っている状況や合わせるタイミングを判断することが可能です。

 

ビギナーにオススメしたいのはライトロッド で小さな魚も含めた細かいアタリを経験してからパワーのある ロッド へ移行することがオススメです。そのほうが細かな魚信も見極めが出来るようになると思います。

パワーについて

パワーは申し分ありません。このロッドは全体がMLのロッドですが大概のサイズの魚の突っ込みはドラグがガチガチな状態でもしっかりと受け止めることができてしまいます。

ただし、モアザンと大物の間でラインとリーダーが引っ張られるとラインは持ちませんので、そういったファイトをする場合はメインラインにPE3号、リーダーに25lb以上は必要になってくると思います。

モアザンにはティップがデーモン系のML(ミディアムライト)、バットにM(ミディアム)パワーを搭載したより強いロッドもありますが、この全体がMLパワーの仕様でも十分剛のロッドであることは間違いありません。

あまりにも強すぎるロッドではないほうが魚との対決を楽しめますしね!

デーモン系ティップ について

デーモン系ティップとは

「デーモンフッカー」というロッドのティップのことで、通称「悪魔の食わせ」と呼ばれています。

デーモンフッカーⅡ、デーモンブラッド、そしてデーモンパワーコマンダーのように、脈々と継承され続けているティップのことで、総称してデーモン系ティップと呼ばれています。

私はへチ釣りの流れで柔らかいティップのルアーロッドを探していましたのでこのシリーズに興味を持ったのですが、違和感なく自然に食わせるという意味ではやはりこのロッドは魚を乗せやすいと思います。

向こう合わせとの相性が良い

ティップが柔らかいので合わせは向こう合わせで入れるほうがフッキングは断然決まります。

フッキングを入れるというよりは、ノされないようにロッドを立てればそれが合わせとなり、勝手にフッキングが決まるイメージで、軽いバイトであればあるほど、かけようとしないほうがむしろかかるロッドですね。その場合はそのまま連れてくる感じです。

そういった意味では軽いバイトもはじかずにつれる確率は、他のロッドより高いと思います。

私はヘチ釣りで向こう合わせのフッキングに慣れてしまっているので、ほとんど向こう合わせでフッキングを行うため、非常にこのロッドとは相性がいいですね。

アクションのやりやすさは?

直接的に動かすには硬いロッドのほうがキビキビ動くとは思いますが、そもそもルアー自体が勝手に泳いでくれるので、違和感ない自然な泳ぎは引き出しやすいと感じています。

AGS ( エアガイドシステム )に関して

一番の驚きはロッドを持った時の軽さの感覚。

通常は金属であるガイドがカーボンになっていることで持ち手より上部にほとんど重みを感じることが無く、実際のグラム数より間違いなく軽く感じます。

釣竿であって釣竿では無い感覚があり、最初に持った時には感動しました。

AGSによりキャスト時の振り抜けもとても良く、使い心地にもとても満足しています。

ウェーディングでは長時間ロッドを持ちっぱなしで投げっぱなしなのでロッドの軽さと振りぬけの良さは非常にアドバンテージになります。

一つ注意点は、モアザンAGSシリーズはとても軽いので、リールも軽いものを選ばないと持ち重り感を感じてバランスが悪くなると思います。私は290g以内をめどにリールも選ぶようにしています。

Cリング に関して

モアザンAGSシリーズに搭載されているCリングは、薄くて軽くて高硬度・高強度のコバルト合金製のリングなのですが、これもモアザンを選んだ理由の一つです。

糸滑りが良く強い衝撃でも割れないリング。行きつくところまで来た印象があります。

リングに傷が入ると、そこを通るラインに傷が入ってしまいブレイクの原因になってしまうので、リングも非常に重要な要素ですよね。

長い目で見ると最高のリングを搭載したロッドを選ぶことで絶対間違いないと思います。

Cリングはそれまで上位だったSicリングをさらに超えるリング。とにかくすごいですね。

大物がかかった時のPEラインが通る音がまた格別です。文字で表現できないのですがすごくカッコイイ音がしますし、超音波のような波動がビィィィーーーーと体に伝わってくるのですが、これもCリングだとまた違った波動を感じるのかもしれません。

93MLの長さに関して

ヘチ釣りで6~ 7フィートを使用してきたので最初使用した時に9フィートは長く感じましたが、ウェーディングにはこのぐらいのほうが高さを出せるのでイイですね。

シャローエリアでのデッドスローの釣りでも根掛かりはグッと減りました。

長いロッドを海の上で扱うのは大変ですがこれも慣れてきます。

 

でもウェーディングで干潮前後に4~5時間も投げ続けるとこの長さと竿のパワーで腰がやられます・・!

これは他のライトロッドでは全然感じなかったことですね。

しかし、これも釣行を重ねて行くうちに鍛えられてきますのでそのうち慣れてきます。

モアザン インプレ で見かける リールシートの緩み に関して

モアザンのインプレでよく目にするのがリールシートの緩みです。

最初は私も緩みを感じていましたが使用しているうちに緩まなくなってきて、問題なく使用できています。

それよりも、ずっと使っていると上記画像の金色のパーツが外れるようになりますが、これもボンドで直ります。

ルアー 重量について

対応できるルアー重量は7g~35g。

7gから投げれると、スクというベイトに近いサイズの5g前後のスプーンも投げることができるので、沖縄のシャローで使いやすいロッドですね。9cm前後のハードルアーと状況を見ながら使い分けることができます。

さすがに5gのスプーンを扱うのはライトロッドよりも難しいですが、93MLを使って5gのスプーンでも大量に釣れていますので全然問題無く対応できる範囲内だとは思います。(下記釣行記事参照)

2017/11/3 ロールスイマー 5g で釣果25匹! | 本島南部_ウェーディング後輩を連れウェーディングへ! 先日 へチ釣り を体験した 会社の後輩がウェーディングにも行きたいとのことで 一緒に行く...
2017/11/11_ロールスイマー 5.0g で釣果17匹!またクロヒラアジが・・シマノ ロールスイマー 5g を使いライトゲーム! 干潮は早朝の時間帯。 寝坊して干潮ジャストにポイントへ到着。 潮は引き...

飛距離について

モアザンはとにかく飛びます。

オカッパリで他の方々と並んで投げていても、5mの打ちこみ用ロッドと同等の飛距離がでます。しかもこちらは20g程度のオモリなんですけどね。

しかも10g以下でもある程度飛びますので、それ以の重さになると(ルアーにもよりますが・・)さらにカッとんでいきます。

ライン 号数 に関して

ラインも使用できる範囲はPEで0.6-1.5となっていますが、私は スーパーファイヤーライン の3号を使用しています。

それよりも、PEの0.6号から使用可能という部分のほうが特筆すべきところで、初心者が ライトゲーム から入っていく場合でもこのロッドと一緒に成長して行くことができると思います。

私も最初はこのモアザンAGS93MLにPE0.6を巻いた1000番台のリールを使用してライトゲームをしていたのですが、0.6だと小さなスプーンも非常に扱いやすいですよ。

モアザン AGS 93ML を使用してみて

釣行後の水洗いをちゃんとやっていればいつまでも使えそうに綺麗です。

シマノのエクスセンスも気になっていますが、今の感覚が変わってしまうのが怖いので、次はモアザンエキスパートやブランジーノのさらに長さのあるものを使ってみたいですね!

それでは参考になれば幸いに思います。

====================

□ ロッド

・ ダイワモアザン AGS93ML
【詳細情報】https://amzn.to/2KdJR9k

・ ダイワモアザン エキスパート AGS 87ML
【詳細情報】https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=2842399

・ ダイワモアザン ブランジーノ AGS 78M/MH・J
【詳細情報】https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=2873106

モアザンに届かない場合はAGS搭載の ラブラックス がおススメ!

・ ラブラックス AGS 86LL-S
【詳細情報】https://amzn.to/2AIY5eQ

====================

【初心者向】シマノ サステイン を2年使用してのインプレ【19.7月更新】出典:SHIMANO (写真はC3000HG) ウェーディング用の良いリールが欲しい! ダイワの モアザンシリーズ 、シマノの ツイ...
2018/5/18_ルアーでクロヒラアジ51cm! ウェーディングへ! この日は 今までずっと気になっていた場所へ! このポイントは岸からすぐ目の前のシャローエリアを探ったこと...
モバイルバージョンを終了