よりスペックの高いロッドを探す
不意のモンスター対応のためにPE3号からPE4号へラインを変更した兼ね合いで、それに対応可能な大きいガイドのロッドが必要になったので探すことにしました。
リールもスペックを上げる前提で、どうせなら10kg以上のモンスターと戦えるロッドを探したい。そして、GTらしき魚がかかってもなす術がない状況に何度か遭遇しているので、そういった不意の大物ともっとしっかり戦ってみたい。
そこで、webや店頭でいろんなロッドを見て回っていると、まずは店頭でtailwalkのマンビカver2というロッドを発見。
値段も安価で長さやパワーも申し分無しですが、ロッドの自重と硬さが気になることと、自分の釣りにこのロッドはちょっと強すぎる。
そして次に気になったのはシマノのコルトスナイパー。
こちらも手頃な価格で機能的に求めているものに近い。
・・しかし、こちらもデザイン的なところでちょっと自分の好みとジャンルが違う。
オーバーゼア グランデ 106H
シマノがコルトスナイパーなら、DAIWAの同ジャンル・同スペックのロッドがあるはず。
そう思い探してみると、オーバーゼアというショアジギングロッドがあり、さらに操作性とパワーがワンランク上のオーバーゼアグランデというロッドが目にとまりました。
そして特徴や価格帯など読めば読むほど求めていたものに近かったので購入。
最低限欲しい長さをクリアし、10kg以上の青物にも対応が可能で、そのパワーの割にしなやかに設計されたティップ。
自分の希望を全てクリアしたのがオーバーゼアグランデ106H。
色合いやデザイン性もカッコ良い。
遠投性、操作性、魚のコントロール性。軽いのに強い新設計ブランク、糸がらみに強いガイドセッティング、パワーファイトに向いたBRCバットなど、特徴とテクノロジーも満載。
1年ほど使用してのインプレ
それではここからが実際に使用しみての所感です。
このロッドに変えてから、運の良いことに1年で88cm 8.16kgのロウニンアジや53cm〜64.2cmのタマン計16匹を釣り上げました。
パワーは十分で、8kgのロウニン相手でも走られることもさほど無く余力をまだまだ感じたので、10kg以上も対応可能であることは間違いなさそう。
明らかに飛距離も今まで届かなかったエリアを狙うことができています。
ただ、気になっていることが二つありまして、一つ目はやはりどんなにしなやかなティップに設計されているとはいえこのクラスのロッドになってくると自分が求めているよりも全然硬く、弾いたり見切られるシーンは増えたのかなという気はしています。二つ目が感度で、DAIWA morethan が圧倒的感度すぎることもあるのですが、morethanと比べてしまうとどうしても繊細な部分は微かにしか感じることが出来なくて本当に困っているというのが本音です。
やはりターゲットがタマンのみを狙うのであれば自分が一番好きなロッドはモアザンですね。
出典：DAIWA
モアザンこそタマン釣りに関しては全てを兼ね備えたロッドなので、せめてPE3まで対応できるロッドが出ると嬉しいなと思います。
しかし、不意のGTやバケモノ対応前提とデザインの良さ含め オーバーゼアグランデ106Hも満足度は高いことと、自分もこのまま使い続けていくつもりでいるので、十分お勧めできるロッドだと思います。